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こい(@gyaradus)のブログ

【ポケモンSV】S3シングル最終2166位──鋼ドラパルトでぶち壊していけ!!

 ポケモンSVのランクマッチシーズン3が終了しました。SVから初参加となるランクマッチですが、今回はじめてレート1900以上(1913.784)で最終日を迎えることができました。トレーナーとして進化が加速しています。
 シーズン3の最終日付近では、セグカミ(セグレイブとハバタクカミの並び)が流行したので、今回のパーティー編成は、その対策を意識したものとなっています。セグカミの強さは、縛れる範囲の広さと受け出し先にかかる負荷の大きさ。双方に隙を作らず、対面で優位をとれる立ち回りを意識しました。以下、シーズン3最終日をともに迎えた6匹のメンバーを紹介します。

 

1. メタパルト(ドラパルト)

 シーズン3のエース。名前はメタル(鋼テラス)と接頭詞「meta」から。対カイリュー&セグカミラッシャ用兵器。ときに先発、ときに後衛として、数々のアタッカーを機能停止に追いやった。Aぶっぱドラゴンアローと鋼テラバの補完は抜群で、セグカミとカイリューに圧倒的優位。鬼火祟り目で、受けにきたヘイラッシャやアーマーガアを逆に仕留めて相手の構築を破壊することもザラ。1匹で戦局をものにできるパーティーの要だった。選出率はとうぜんのナンバーワン。

 

2. シノオカタ(キョジオーン)

 シーズン3の相棒枠。名前は死(霊テラス)と伯方の塩から。対パラドックス用兵器としてシーズン序盤から活躍したが、隠密サーフゴーの再増加によって一時控えに。しかし、セグカミが環境の中心となると、サポート要員として復帰した。ボルカマンの後衛としてカミなど相手のアタッカーを受けてから、そのままステロを撒き、起点を作成するのがおもな仕事。とうぜんながら低火力の相手は封殺できてしまうので、サイクルを強いることができてかつ、対面でも勝利できてしまう強力な性能を持っている。


3. ドラメテオ(サザンドラ)

 前シーズンに続いて役割破壊の鬼。環境初期はパラドックスポケモンの試用のため控えメンバーだったが、隠密サーフゴーに受け出しできる強力なアタッカーとして戻ってきた。チョッキ持ちの硬さは健在で、鋼テラスを切れば、セグカミラッシャ3匹に有利対面をとれる。シノオカタが苦手とする隠密サーフゴー、ツツミ、ロトムを返り討ちにすることができたため、この2体でほとんどの特殊アタッカーにストップをかけることができた。

 

4. ボルカマン(イルカマン)

 セグカミ破壊のキーマン。名前はボルト(電気テラス)と役割論理のボーナスの略字から。耐久無振りならハバタクカミはジェットパンチ一発。電気テラスを切れば、テラバでヘイラッシャを吹き飛ばせ、受けサーフゴーのでんじはも無効にできるため、止めるのは非常に困難。このボルカマンの確1圏内になるよう相手を消耗させていくのが基本戦術で、ナイーブフォルムの後衛にはどのポケモンがマストかを考えることがこのパーティー構築のベースとなっている。

 

5. ドゲザング(ドドゲザン)

 名前はドゲザンとサングラス(黒い眼鏡)から。ベーシックな悪テラス剣舞型だが、それゆえ強い。ハバタクカミを後投げから縛れ、負けん気であまえるやマジフレをカモにできる。対面ではセグレイブに択を強いることができ、ヘイラッシャをふつうに3回殴って突破してしまうことも。メタパルトとの補完は抜群で、コノヨザルやテツノカイナなど誘導された格闘ポケモンを鬼火で機能停止させ、一気にサイクル戦を有利にすることができた。

 

6. ギャードン(ギャラドス)

 前シーズンに続いての切り札で、サイクル戦の要。物理受けはもちろんのこと、挑発でガアやラッシャを機能停止させ、そのまま龍舞の起点にするなど、仕事は豊富。テツノカイナには一見不利だが、じつは地面テラスを切れば有利対面になるため、フェアリー打点なしの弊パーティーの中ではいちばんカイナを仕留めたポケモンだったりする。

 

 じつはドドゲザンをのぞいて使用率TOP15圏内に入っているポケモンがいないため、なかなか環境に逆張りな構築となっていた。最終日にFFのしぐなるさんとマッチングして気づいたが、けたぐりマスカーニャ一匹にこちらのメンツがほとんど縛られてしまうという欠陥がある。使用率がかなり減ったうえ、鉢巻型がセグカミに駆逐されてしまったであろうことから、そこまで重く感じたことはなかったが。マスカーニャが減った原因であろうハバタクカミとセグレイブに対抗するための編成がマスカーニャに弱いとは、環境の循環を感じる。

 

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●作品紹介(このブログのノルマ)

 今シーズンはドラパルト大活躍ということで、ジャック・ヒギンズの『鷲は舞い降りた』を紹介しておきます。ドラパルトとの関係性は……飛行機と秘密作戦(??)。チャーチル暗殺のため、命を駆けて作戦に臨むドイツ兵たちのストーリーです。報われない結末を迎えることを読者たちは知っていて、登場人物たちも予感してはいるんですが、破滅が迫る中でも、最期まで運命に抗おうとする姿がしびれます。