先週の読書会中、以前ブログでとりあげた「鬱漫画ランキング」の作者が「鬱小説ランキング」なるものを作っていたことを知った。会内では当初ぶっ飛んだ紹介文に注目が集まったが、しばらくすると、例によって「この中にあるこの作品ははたして鬱なのか?」…
館シリーズの第2作『水車館の殺人』は、謎解きものとしての印象はあまり強くない。1作目の『十角館』、3作目の『迷路館』はともにメタ的な性質が強く、おどろく仕掛けも用意されている。それに対して、『水車館』は謎解きに関してこれといって新鮮といえ…
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