鍋の中にはカルプフェン

こい(@gyaradus)のブログ

【プリマジ】第6話 プリマジの世界観なら萌黄えもは2日でやめていた!?

 仲間たちと一緒にワチャワチャするれもんの画をみて「これがれもんちゃん!?」となるまつりんをみながら、「やばい。おもしろすぎるぞこの番組」となった第6話です。

 

【1.今回のみるきちゃんの活躍】

まつり「みるきちゃんのプリマジ、とってもかわいかったね」

みゃむ「たいしたことないにゃ~www」

毎週出てくれると信じていたのに、わしゃ泣くぞ。

 

 

【2.れもんのリアルなオタク像】

 今回から本格登場となったれもんさん。ちまたでは「黄ノ咲」とか「1/8画面」とか前作『プリチャン』の虹ノ咲だいあと結びつけられて語られていましたが、虹ノ咲よりもだいぶリアルなオタク造形でした。初っ端から「あなたたち情弱だから……」といいはなってみゃむをイラつかせて、相方のきゃろんに「距離感がうまく掴めてない」とフォローされている姿、すごく実在を感じさせます。あんなに人見知りなのに、朝の待ち合わせに昼の1時までこないというありえなさ。わ、わかる……。

 みるきといい、プリマジは妙にリアルな問題児を投入してきますが、じっさい欠点もこれくらい描いてくれたほうが、視聴者がキャラを身近に感じられるし、キャラにのようなもののが出てきていいといます。プリマジのキャラについて、以前の記事で「多面性がある」と触れましたが、れもんも同様のようです。後輩(“仲間”とかじゃなく“後輩”なのがまたリアル)といるときの明るい姿や、ひな先のライブに興奮して長文を書いてしまう姿が、生き生きとしていていいですね。

 

【3.細かいシーンでキャラの特徴がわかる?】

 れもんにたいして「泊まっていきなよ!」というまつりんにたいして、れもんがエクトプラズムを出してしまうワンシーン。そんな唐突にお泊まり会開催してええんか……!?と思えるけど、そういえば、みゃむとかいう冷静に考えて謎の存在を飼っている一家なので、許してくれそうです。れもんがガハハと陽比野のじっちゃに軽口叩かれてる絵が浮かびます。就寝時に「おめーも床だぞ!」とベッドの上でふんぞり反るみゃむ、「れもんちゃん、おもしろ画像見ようよ!」といってboketeを開きながらおふとんの中で近づいてくるまつりん……。どれもエクトプラズム出して即死です。こんな風に短いやりとりでキャラの特色が出てくるのがいいですね。みゃむが「にゃんじぃにひとをじゃがいもと見ろと教えられた」というアドバイスをしていますが、第4話を見るに、みゃむも人前でアガる時期があったのか、とかいろいろ想像が膨らみます。

 

【4. そもそもあんな大勢の前で歌えるまつりがすごい】

 今回はれもんが人前であがらないために、まつり&みゃむが尽力する回だったわけですが、冷静に考えたら、あんな大勢の前でいきなりワッチャッチャ!と歌えるまつりがすごすぎる気がします。『プリティーリズム・オーロラドリーム』のあいらははじめてのプリズムショーでへたりこんでしまいまたし、『レインボーライブ』のなる店長はステージの悪魔に飲みこまれて泣き出してしまいました。『キラッとプリ☆チャン』の萌黄えもなんて、最初のライブの時点で「あたしにはムリですぅ……」といきなり泣いていました。しかもそのあとすぐあんなのライブを見てはやくもやめそうになっています。あのいい子だらけのプリチャンの世界観ならともかく、陰湿な人間が集うプリマジの世界観だったら、「あれくらいでやる気なくすようならそもそもプリチャンなんてやっててもむだチム! プリチャンをやめるいいきっかけになったチム!」と辛辣なマスコットにいわれておしまいです。やはりえも助はプリチャンだからこそ輝ける女なのでした。